タングステン粉末(日本タングステン株式会社)

タングステン製品は、あらゆる産業分野で幅広く活躍しています。
あるときは、製品の製造工程において生産設備や工具として使用され、生産能力・生産効率化向上に貢献。
また、主要部品として最終製品の性能と品質の安定を支えています。
その多くは、人の目に触れる機会の少ないものですが、私たちの製品が豊かな社会を照らし、新しい時代を拓くキーマテリアルとなるよう努力を続けていきます。
タングステン粉末

タングステン化合物

呼称 品種 平均粒度
(μm)
化学成分 用途
W(%) NVR(%) Fe(ppm) Mo(ppm)
三酸化タングステン(WO3) 大粉 13.0~18.0 99.9≦ ≦0.02 ≦50 ≦300 メタル製造用原料、
顔料、触媒、
ガラス原料、他
パラタングステン酸アンモニウム(APT) 1種 50 88~90 ≦0.01 ≦50.0 ≦100 触媒、X線増感紙、他

NVR:Non Volatile Residue(不揮発性の残留物)

タングステン粉末

品種 平均粒度
(μm)
化学成分 用途
W(%) Fe(ppm) Mo(ppm) Ca(ppm) Si(ppm) Al(ppm) Mg(ppm) O(%)
大粉 3.0~4.0 99.9≦ ≦200 ≦200 ≦30 ≦30 ≦20 ≦10 ≦0.1 粉末冶金材料
合金製造原料
溶射材料
研磨剤
ガス分析助燃剤
X線増感材
粗粉 7.5~8.5 99.9≦ ≦200 ≦200 ≦30 ≦30 ≦20 ≦10 ≦0.1
9.5~10.5 99.9≦ ≦200 ≦200 ≦30 ≦30 ≦20 ≦10 ≦0.1
8.0~16.0 99.9≦ ≦200 ≦200 ≦30 ≦30 ≦20 ≦10 ≦0.1
高純度W粉末 3.5~4.5 99.9≦ ≦1 ≦1 ≦1 ≦1 ≦1 ≦1 ≦0.1

カルシウム、けい素、アルミニウム及びマグネシウムの合計は、40ppm以下です。
PPM:Parts Par Million 1ppm=1*10-6(100万分の1)