09/12/12 |
ちょっと詳しくかいてみました |
今年は季節性インフルエンザワクチンの生産量が去年の8割ということで10月当初から前年度実績(インフルエンザワクチン接種本数)8割の入荷が見込まれていました.すなわり,もともとの生産量がすくなかったのです.これは,新型インフルエンザワクチン生産のためのとばっちりです. そのため,そういう報道(季節性インフルエンザワクチンの流通量が少ない)が希少価値観をうみ,10月は予約殺到,でもその時点では8割どころか3割程度しか入荷されていない時期ですぐに飽和したため予約も取れない状況となりました(入荷の見込みでは当院は予約をしない基本方針です). そして,11月中旬に季節インフルエンザはやっと入荷再開,この時点では報道は新型インフルエンザワクチンに注目しており,季節性忘れ去られる状態となりました.したがい,入荷してもはけないので卸にワクチンの在庫が残る状況になっていったのです. 季節性インフルエンザワクチンを多くうつ医療機関≒新型インフルエンザワクチンを多くうつ医療機関(疲労困憊) 新型インフルエンザワクチン10mlバイアルの威力は絶大で,24時間以内に最低20人単位で診療時間外に予約をして接種するという多大な浪費を乗り越えての接種となりました.新型接種の予約等で労を費やすので季節性接種に手が回らない状態を引き起こし,もう今年の季節性インフルエンザワクチンの接種はいいかなという気分になってします.ワクチンが卸にはいっても入荷しない医療機関となっていきます. 実績がすくなく季節性インフルエンザワクチン割り当ての少ない医療機関→元気はつらつで,在庫あまりのでた季節性インフルエンザワクチンを多くうつ医療機関に変わっていく 在庫あまりの問屋は他の医療機関に声かけを行い,ワクチン接種疲労を起こしていない医療機関にて,新入荷しました!という形で接種が再開されているようです. 今年のインフルエンザワクチンの流れはこんな感じでしょうかね. |
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00:43 [ご挨拶] |
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