25/05/11 |
帯状疱疹ワクチン定期接種 と その他ワクチン |
帯状疱疹ワクチンの定期接種が2025年4月から始まった。 対象者は 65歳になった人 65歳を超えている人で、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳に達する人 (100歳以上の方は、定期接種の初年度である2025年度のみ対象) ということです。 2種類のワクチンがあるのですが、値段も打つ回数も異なるので悩む方も多いと思います。 当院では効果という観点から、組換えタンパクワクチン一択(シングリックス®)としております。 どうせ打つなら効果のある方をうつべきという考えです。 高齢者に対するインフルエンザワクチンの効果が弱いのではないかいう話を聞いたことがありますか? 確かにデータ上も、若い人に比べて高齢者のワクチンに対する反応は弱いようです。 今年の秋は高用量インフルエンザワクチンというものが使用できるようになりそうです。 これまでよりも効果が期待できそうです。値段と行政からの助成がどうなるのかが気がかりです。 RSウイルスワクチンも特に呼吸器疾患のある高齢者や妊婦への投与が行われ始めております。 子宮頸がんワクチンの接種も進んでおります。 ワクチンは病気を治すための治療薬ではなくて、罹患や重症化を予防する薬です。 効果と副作用を考えて、各個人が接種するかしないかをご判断ください。 当院では受診時に相談者には助言をしております。 |
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